いきつけの焼肉店がある雪歩

 雪歩にいきつけの焼肉店があるという概念がとてもいいなという話です。

 

 


 雪歩、焼肉食べるんだ…というのも意外性があってイイし、後輩(エミリー)を連れてふたりきりで来ているのもイイ。もしこれが装飾の可愛いケーキ店だったり、美味しいお茶を出す和カフェだったり、モダンな洋食レストランだったら私はこの記事を書いていない。焼肉、焼肉をふたりで食べに来た、雪歩とエミリーが……。それがちょっとした物語を感じられて楽しくなる。


 そもそも、女性が少人数で焼肉店へ行き肉を食べるというシチュエーションが単純に好きなのもあるし、それをアイマスで観れてうれしいという気持ちもある。


 ふつうの高校生はいきつけの焼肉店なんてないだろう。雪歩はいいところのお嬢さんなので家族で通っている馴染みの店なのかもしれないけれど、それでもアイドルで稼いだお金で焼肉を食べに行くのは特別な女の子感があっていい、すごくいい。 


 17歳と13歳の少女がふたりで来店してきて店員も最初はびっくりするだろう。けれどふたりともとても可愛い(アイドルだから)し、食事や会話の所作も美しい(雪歩とエミリーだから)ので、この子たちはただの女の子じゃないな……と感じ取ったりするといいなと思います。