さらざんまいEDの構成要素が好き

表題の通りの話です。

 


【6月30日までの限定公開!】『さらざんまい』エンディング・テーマ「スタンドバイミー」ノンクレジット映像

 

 

◼︎サブタイトルが好き
 
 お決まりの歌、お決まりの戦闘シーンに次いでお決まりのフレーズで表現されたサブタイトルも毎回の視聴の楽しみのひとつ。
 
第一皿:つながりたいけど、偽りたい
第二皿:つながりたいけど、奪いたい
第三皿:つながりたいけど、報われない
第四皿:つながりたいけど、そばにいない
第五皿:つながりたいけど、許されない
第六皿:つながりたいから、諦めない
第七皿:つながりたいけど、裏切りたい
 
 『つながりたい』から始まるフレーズで統一された各話サブタイトル。これがED冒頭に出てきて「ああ〜っ……」となることがたびたびある。今週ももう終わってしまうのかという寂しさと、その話を象徴するサブタイを目にすることで余韻がじわじわ広がる感じがたまらない。
 
 現時点のオンエアで一番好きなサブタイはダブルミーニングになっている『つながりたいけど、そばにいない』(第四皿)。次に好きなのは『つながりたいから、諦めない』(第五皿)。特に第五皿は、これまで逆接だった構文が順接になる、たったそれだけなのにすごい威力があって、ターニングポイントとなった五話目にふさわしい言葉の並べ方だなあと思う。
 
 何かを表現するとき、使われている要素が多ければ表現が豊かになるのは順当なので、逆に限りなく少ない構成要素で鮮やかな表現をされるとただただ見惚れてしまうし、そういった制限プレイの中で輝く表現や演出がとにかく好きだ。だから、さらざんまいのサブタイトルが好きだ。
 
 
◼︎イントロが好き
 サブタイが画面に映っている数秒間はED曲のイントロが流れていて、この雰囲気いいなあと思っていたら、CD音源版はいきなりサビから入っていた。TVショート版だけこのイントロ構成になっているのが特別感があっていい。
 
 
◼︎映像が好き
 雨に濡れた夜のアスファルトは街灯や信号機の光を反射して綺麗な景色をつくるのでおすすめです。そんな雨・アスファルト・人工灯の組み合わせがED映像でたっぷり使われていてこれは好きになってしまうのも仕方がないのでは。実写映像とキャラクターの馴染ませ方もAR調でわくわく感とちょっとした切なさがある。
 
 
◼︎結局
 自分はこういうのが好きだったんだ、という嗜好の新たな発見や再確認ができて良かった。毎週楽しみです。